最近、上昇が著しい日経平均。
ずっとここ数年3万円台が続いていましたが、気づけば6万円台が当たり前になっている今日この頃です。
私は日経平均をほとんど買っていませんが、これだけ日経平均が上昇するのなら、
日経平均インデックス投資で4%ルールが適用できるのか?
を今のうちに整理しておこうと思います。
これを読むことによってFIREを目指す方が日経平均を購入するかどうかのヒントにしていただければと思います。
あくまで投資は自己責任・自己判断なのでここに書かれているのは個人的な考察として捉えてください。
結論:日経平均インデックス投資で4%ルールは・・・
先に結論を書きますが、
日経平均インデックス投資で4%ルールは適用できない
と思います。
できないと思う理由
長期成長が期待薄
これまで30年ほど上昇しない期間がありました。
私が働き出してからこれまで、ほとんどの期間上昇した記憶がありません。
高市内閣になってこれから数年は上昇すると言われていますが、インデックス投資は20年以上の長期運用が基本ですので、そこから先の上昇が期待薄なのが大きな理由です。
人口減少
成長するためには人口増加に伴う消費の上昇が必須です。
少子化が叫ばれる日本では、人口増加はもうないでしょう。
高齢化社会
高齢者を支えなきゃいけない社会と、労働人口の減少ではどう考えても右肩上がりの経済成長は考えにくいと思います。
適用条件
4%ルールを実現するための条件をさらっとおさらいしておきます。
①長期的成長
長期的成長に資産の増加を委ねることが前提条件になります。
トリニティスタディという検証では、長期成長時のアメリカ経済が対象になっていました。
日本でこれからの長期成長は期待しにくいかもしれません。
②人口増加
人口増加。特に働き盛りの労働人口と、子育てなどの大きな消費が期待できる30代40代の増加が必須となります。
日本では労働人口が徐々に減少していくので、厳しい環境になります。
③期間は30年
30年間資産が枯渇しないことが検証条件でした。
30年以上経済が停滞してきた日本で長期の成長は難しいかもしれません。
そもそも日経平均じゃなくてTOPIXかも
そもそもアメリカのS&P500に近いのは日経平均ではなくTOPIXです。
日経平均は株価が高い人気銘柄の影響が大きいので、株価が高い有名企業のランキング色が強いですし、225社と分散が少し弱い印象です。
TOPIXは時価総額加重平均で企業の規模で影響が決まります。
東証上場企業ほぼ全部(約2,000社以上)をカバーしているので分散が効いています。
今、株価が上昇しているのは日経平均の方で、TOPIXの方はそこまで大きな上昇をしていません。
私自身eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)とeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)の両方を少しですが保有しています。
2025年の同じタイミングで購入し増減を比較してみましたが、両者の上昇率には10%ほどの違いがあります。

それぞれ17万5,000円ずつの購入ですが、損益にして2万円弱の違いが出ています。
これにより痛感するのは、
大きな上昇を見せているのは
日経平均だけ
だということ。
ということは日本経済を反映しているTOPIXはそこまで上昇していない。
半導体など一部の企業が牽引しているだけで、日本全体が好景気というわけではないんですね。
いっときのAIブームに長期的な資金を投じるのは気が引けます。
とはいえ今の日経平均の上昇を黙ってみているのは悔しいですし、何か動きたくなるのが普通の人間の感情じゃないでしょうか。
私的日経平均活用戦略
ここまでの検証で、私は日経平均に連動するインデックス投資信託を長期保有しないと思います。
ここでいう長期保有は10年以上といった感覚で話しています。
では何もしないのか?
しようと思います。
まずは今持っている投資信託は継続保有したいと思います。
その上で日経平均に連動する投資信託を買い増ししようと思います。
なぜなら10年以上の右肩上がりは期待できなくても、今後数年間の上昇は期待できそうだから。
高市政権は株価の上昇を示唆していますし、今後2〜3年は政権交代は考えにくいからです。
なので長期保有はしないかもしれませんが、3年を目安に日経平均の上昇にかけてみようかと思います。
上昇するか下落するかは神のみぞ知るところです。
追記
いざ日経平均連動する投資信託を買おうと思っても、タイミングが難しいです。
そもそも投資信託でタイミング投資などないんでしょうけどね。
そしてeMAXIS Slim(国内株式) 日経平均の信託報酬って0.143%なんですね。
国内株式だから安いと思っていたのですが、オルカンより高いんですね。
ちなみにオルカンの信託報酬は2026年5月現在0.057%です。
なんでこんな差が出るのでしょうね。
調べてみると純資産総額が大きい分コストを抑えられるようです。
コストを下げられる上に全世界の株式に分散投資できるなんて、改めてオルカンの優秀さが際立ちますね。


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