ひとりで勝手に『橘玲』祭り

FIRE

ゴールデンウィークに橘玲さんの著書を3冊読みました。

といっても1冊は何度も読んだものの振り返りですので、新たに読んだのは2冊です。

資産運用に興味のある方は大体読んだことがあると思いますが、ご存知ない方はこの記事をきっかけにぜひ書店で手に取っていただければと思います。

今回は、今の自分に刺さった部分を個人的視点で考察していきたいと思います。

橘玲とは

ここでは細かい紹介は割愛させていただきます。

なぜならウィキペディアを見れば、細かい説明が出てくると思いますので。

私にとっては、『言いづらい真実や、情報弱者の目を覚す視点を持っている人』といった存在です。

マイクロ法人の考え方を知ったのは、橘玲さんの本を紹介している動画がきっかけでした。

お金やお金に関連する制度の専門家と言えると思います。

FIRE視点で考えると

特に影響を受けた考え方を取り上げて行きます。

①人的資本の活用

まずはお金を稼ぐこと。

お金が稼げるように自分に投資すること。

若いうちに自分の得意分野を見つけて、それに磨きをかけること。

会社は終身雇用の場ではなく、スキルを磨くための場であること。

私は新卒で入社して定年まで働く文化で生まれ育ちましたので、この考え方にもう少し早く出会いたかったです。

就職氷河期の終わり頃に就活をした世代ですので、得意分野を見つけたり、今ほど気軽に転職するような空気ではありませんでした。

②金融資本に投資する

インデックス投資で長期の運用をする。

投資に関しては非常にシンプルな考え方ですし、ギャンブルのような投資(投機)は必要ないことが理解できます。

インデックス投資に出会うまでは個別株投資や定期貯金をしてきました。ですが簡単に証券口座を開設して積み立て設定ができる今なら、一度設定してあとは寝ているだけでもOKだと感じていますし、むしろ寝ていた方がいいような気すらします。

③マイホームは不動産投資

持ち家か賃貸か散々考えましたが、マイホームは不動産投資という視点はありませんでした。

マイホームをローンで購入すると資産の大部分は不動産とそれに伴う借金になります。

その不動産が将来的に値上がりすればいいですが、ローンを払い終えた30年後の家が値上がりするとは考えにくいです。

そうなるとマイホームは買った時点で損をする不動産投資に見えてきます。

もちろんマイホームで作られる暖かい思い出はプライスレスですが、金銭的には多くの場合マイナスになる投資と言えます。

私は、

新築一戸建てを買わないし買うこともできない

です。

なぜなら、新築にこだわりがないですし、買った場合の30年にも及ぶローンを払い続ける会社勤めができないからです。

今からだと70歳になってしまいますし、転職をしてしまったので退職金を当てにして返済することもできないでしょうから。

それよりもそのお金で手に入る自由を買いたいです。

④マイクロ法人の活用

マイクロ法人もそうですが、税金や社会保険料を最適化することを教わりました。

会社員ですと給料天引きで対策することはほとんどできません。

それにこれまで20年以上給料天引きされてきて感じるのは、自動的に引かれていると感覚が麻痺してしまうこと。

これこそ政治家の思うツボなのでしょう。

毎月引かれている所得税、住民税、厚生年金、健康保険、介護保険について意識している人はあまりいないでしょうし、これまでの私も意識せずに給料の総支給額しか見てきませんでした。

⑤保険は不幸の宝くじ

保険は多くの場合損するようにできています。

もちろん、病気や怪我をして保険金を受け取って得をした人は、入っていてよかったと思うでしょう。

ですが、それは宝くじに当選した人と同じ感覚です。

当然ですが保険金は、その他大勢の契約者の払った保険料から出ています。

宝くじの当選金は、その他大勢の購入者の払ったお金から出ています。

保険会社が潰れていないということは、誰かが損をして儲けさせているということですし、宝くじが続いているということは、誰かが損をして儲けさせているということに他なりません。

43歳の今思うこと

43歳の今思うことは、

10代のうちに読んでおきたかった

ということです。

当時、ロバート・キヨサキさんの『金持ち父さん、貧乏父さん』を読んでいましたが、アメリカの話と制度だったのでどこか遠くの話のような気がしていました。

本田健さんの『ユダヤ人大富豪の教え』を読んで感銘を受けましたが、具体的なセミリタイヤの方法までは辿り着けませんでした。

当時の自分が読んでいたら、もう少し早くFIREできていたのかもしれません。

と思う自分もいますが、おそらく理解できずに同じような人生を送っているんでしょうね。

20代から30代前半までに得意分野を見つけて、ブラッシュアップするように指南していますが、知らずに40代になってしまった私にはもう選択肢がほとんどありません。

そして周りの同世代も同じような状況に見えます。

もっと早く知りたかったです。

ローンで家を買わなかったのは偶然ですが、まだ身動きが取れる状況が残されていて、私にとっては幸運でした。

資産のほとんどをインデックス投資にぶっ込んでいたことは、今のところ最適ルートにギリギリとどまった感じです。

これまでの話をまとめますと、

もっと早く知りたかった

ですが、

私はまだ幸運である

です。

まだ読んだことのない方は、少しでも早く読んでみることを強くオススメします。

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